ちーぷ薬局の訪問服薬支援は「チーム医療での往診」と「24時間体制の配薬支援」です。
定期処方はもちろん、終末期の患者様など臨時処方にも迅速かつ正確に対応をします。夜間、休日の対応もオンライン電話を持ち、24時間、緊急時に備えています。
終末期の患者様に対する「自宅や施設における在宅医療と薬剤師の関わり」について、
今年度の実習生Yさんのレポートよりご紹介いたします。
治る見込みのない病気になった場合、自宅や施設で過ごすことを希望される人は60%以上の現在、終末期医療を含めた在宅医療の重要性は高まっています。
ちーぷ薬局は、患者様が病に伴う不快症状(便秘・発熱・かゆみ・吐き気・疼痛(がん性疼痛も含む))に対する、薬学的アプローチを配薬と服薬指導で行っています。
特に終末期におけるがん性疼痛に対しては、医師、看護師、薬剤師が連携をとりながら、薬剤の管理はもとより、患者様の体調変化に注意しています。
そこには段取りから管理に至るまでの、独自の工夫があります。
麻薬の管理表、テープ剤の貼付日の記入、麻薬の回収袋等々。
管理表からは、痛みの程度からペースドースが適切かの評価をし、回収袋には貼り薬を入れて頂き後に回収するなど、患者様の不快症状の軽減の一助となるよう取り組んでいます。
更に薬価の高い製品化された薬を原材料で調剤する場合、製剤の技術や知識、保険適用外使用の請求方法に至るまで考え、対応しています。(結果、患者様のご負担軽減につながりました)例えば、患者様の中には痴ほうが進行し痛みや不快を説明できない方もいらっしゃいます。
そのような患者様も含め、ご本人や家族様の負担を軽減するために何ができるか、問題意識を持ち、考えていける薬局として定例勉強会や日々のカンファランスで情報を共有しています。
詳しくは、Yさんの実習レポートをご覧ください。
Yさん、ご協力ありがとうございました。
薬剤師としてのご活躍を心から応援しています!